
こんにちは。そのまんま夫婦、夫のうしおです。
実は少し前まで、僕も妻もビジネスプランとかよく考えないまま、適当にスモールビジネスを立ち上げる日々を送っていました。
でもですね・・・事前にビジネスプランをしっかり作っておくだけで、ビジネスの成功率があがる事に気づいたんです。(←ここに気づくまで約5年
ビジネスプランを作るなんて、なんとなく面倒で遠回りにみえますよね?
でも実は、最初につくっておいてからスタートした方が、成功までの期間が短くなるので近道になるんです。
まさに「急がば回れ」ってやつですね。
というわけで今回は、遠回りばかりしていた僕が、なが〜い時間をかけて導き出したビジネスプランの作り方をお届けします。
- ピジネスプランの作り方わからん(´д`) ホゲェ〜
- 戦略をちゃんと立てたいけどチンプンカンプン
- 今のビジネスアイディアを成功させたい
という人の力になると思いますので、ご自身のビジネスアイディアを右手に持った状態で読み進めてください。
読み終わる頃には、すっかり自信にあふれた起業家として生まれ変わっていることでしょう!(←適当
項目を1つ1つ見ながら【記入メモ】の部分を入力して埋めていってください。
※ボタンのリンク先はGoogleドキュメントファイルです。ファイルをダウンロードしてご利用ください。
ビジネスの基本戦略を6W2Hで考える
6W2Hとは、5W1Hに「Whom(だれに)」と「How much(いくら)」を追加した略称のことです。
ビジネスアイディアやプラン作成だけでなく、記事を書くときや話を考えるときにも応用できます。
なので知っておくだけでも、色々と有利になることが多いんですよ。
What:何を売るのか?
まず考えるのはWhatから。
売るものがなければ、商売は始まりませんからね。
- 販売したい商品やサービスは何か?
- 何でマネタイズしたいのか?
を考えて、やりたいことを明確にしてください。
Whom & Who:誰に売るのか?誰がその商品を欲しがるのか?
何を売るかを決めたら、商品を誰に売るのか(Whom)と、誰がそれを欲しがるのか(Who)を考えていきます。
この2つを考えることで、自然とターゲットのイメージが具体的になります。
ターゲットを具体的にイメージできれば・・・
- 商売の全体像がみえる
- ターゲットでない人がわかる
- 商売する必要のない相手もわかる
- やらないで良いことも明確になる
と良いことづくめです。
Why:なぜお客様はそれを欲しがるのか?
何を誰に売るかを明確にしたら、次はなぜそれを欲しがる人がいるのか?
その商品やサービスを手にすることで、お客様はどんな価値を感じるのか?を考えていく必要があります。
- お金を払ってまでやってみたい体験
- 商品を手にしたあとに手にする素敵な未来
など、購入するには必ず理由があります。
なのでお金を払うことに納得できる理由をつくるためのWhyを考えてください。
Where:どこで売るのか?戦うのか?
さらにどこで売るのか?のWhereの部分を考えます。
Whereの部分を考えるには・・・
市場における自分のポジショニングを決めて、どのように市場で戦っていくかは、スモールビジネスの重要ポイントです。
ポジショニングのとり方ひとつで、商売のしやすさが大きく変わります。
- ライバルや競合店は、どのように販売しているのか?
- ライバルと重ならない市場やジャンルはどこか?
- 自分たちはどういった立ち位置で商売すれば良いのか?
を考えてください。
How much:価格はどうするのか?
プランを具体的にするために、お客様からいただく対価である、How muchの詳細を考えます。
まず決めるのは「お客様にいくら支払ってもらいたいか?」で、次は・・・
- そのためにどんな工夫をするのか?
- 損益分岐点はいくらか?
- 何人のお客様が必要なのか?
- どれくらい稼ぎたいのか?
ビジネスの成功といえる基準を決めておきましょう。
How:どうやって売るのか?
基本的な販売戦略を立てておくと、ビジネスをはじめてからが物凄くラクです。
戦略にしたがって、作業したり人員を確保するだけですからね。
なので、どうやって売るのか?販売していくのか?のHowを決めていくことが必要です。
主に考えておくべきは以下の3つです。
- お客様は、どうやってこの商品について知るのか?
- どうすれば、自分の商品を口コミで広めてもらえるのか?
- どうやって自分たち(商品やサービスの)のファンになってもらうのか?
When:いつまでに達成するのか?
以下2つの達成日を決めてください。
- このプランはいつまでに実現するのか?
- 目標となる収入を得るのはいつ頃なのか?
Whenを明確にしておくほど、その後の行動もしやすくなります。
自分だけの物語をつくろう
個人や中小企業が大手企業に対して、価格勝負で勝つことは不可能です。
だから自分だけの物語を用意しておくことが大切になります。
もちろん嘘はダメですよ。
嘘がバレると、積み上げてきた信頼が台なしになりますからね。
- Negicco(地元ネギPRのため結成された新潟の3人組アイドル)
- メタル小松菜(メタル曲ばかり聞かせて育てた小松菜)
- ラッキーピエロ(北海道函館市にのみ存在するバーガー屋さん)
- BASE(誰でも簡単にネットショップが作成できるサービス)
- CHANEL(ファッションブランド)
など、魅力的で共感したくなる物語をもったサービスや企業はたくさんあります。
自分だけのストーリー(物語)があれば・・・
個人や中小企業の商品やサービスでも、物語に共感してもらい商品やサービスを購入してもらいやすくなります。
実際につくる物語は、以下4つの要素を含んでいるか?
- 人々の共感を得られる大義名分
- ジャンルや市場は小さくても1番になれること(業界初、日本一、オンリーワン)
- 魅力的なエピソード
- 物語の中に、感情、行動、会話の要素を取り入れる
- 感情:悔しかった、悲しかった、好きになったなど
- 行動:毎日ひたすら試行錯誤した、思ってもないような暴言をはいてしまった
- 会話:「これは〇〇じゃないんですか?」「〇〇しませんか?」などの話し言葉
さらに、以下に紹介する1〜3の順番通りに作れているかが大切です。
- 自分の弱みを出して共感(貧乏、弱い、不幸、不遇など、共感を得られる不の経験や悩み)
- 問題の解決(解決方法)
- 明るい未来(不を解決した後の理想の姿)
ビジネスプランにおける驚異や懸念点について深く考える
決めておくべきこと、洗いだしておくべきことは以下の3つです。
- このプランにおける、具体的な驚異や懸念点
- 市場における自分たちの弱点や苦手なこと
- 驚異に対して考えられる解決策
これらを考えておくことで、予期せぬピンチにおちいった時に、どう動けば良いかが明確になります。
Twitterで140文字以内のミッション宣言をする
最後は、以下の文章を140文字以内で肉付けして、ビジネスプランにおけるミッションを宣言してください。
140文字以内としているのは、Twitterで打てる文字数と同じだからです。
140文字は、情報を詰め込むにはあまりに短く、シンプルにまとめようとするには短すぎる、絶妙な文字数です。
なのでミッションが決まったら、最後にツイッターで宣言してビジネススタートさせてください。

そのまんま夫婦で使ってるビジネスプランはこんな感じです。
ただし考えぬいて作ったビジネスも、思うようにいかないことがほとんど。
なので作成後は、PDCAの流れでビジネスが成功するまで頑張ってくださいね!
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を繰り返すことで、現在のビジネスや業務を改善する手法です。
大企業のサービスや商品だけでなく、僕らのやるようなスモールビジネスでも大切な作業で、多くのビジネスマンが使っています。
ビジネスプランを作るにあたって参考にした書籍
ここで紹介したビジネスプランは、そのまんま夫婦オリジナルとしてますが、参考にした書籍がたくさんあります。
10冊以上の情報を参考にしているのですが、それらの中でも特に参考にした書籍を最後に紹介させてください。
- 1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法
- はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
- 物を売るバカ 売れない時代の新しい商品の売り方
- あなたの「弱み」を売りなさい。 戦わずに売る 新しいブランド戦略
- マンガでわかる! 5W1H思考
どれも読み応えがあり、このなかの半分くらいはKindle Unlimitedで無料で読めるものばかりです。
年収1000万円以上の人は、ビジネス書を並の3倍は読むというデータもあるほど、ビジネスでは情報量や知識量がホントに大切です。
僕らも、読書習慣を取り入れてから収入はあがりました。
よかったら参考にしてみてくださいね。
項目を1つ1つ見ながら【記入メモ】の部分を入力して埋めていってください。
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